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桜田門外の変「情念の炎」ブログへようこそ

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本日も、当ブログへアクセスしていただき、誠に有難うございます。皆様のお陰で、3年間にわたって挑戦してまいりました執筆活動も無事、終了することが出来ました。心より厚く御礼申し上げます。ブログでは、時折々に思いついたこと、感じたことなどを皆様方と対話するような気持ちで綴ってまいりますので、引きつづき宜しくお願い申し上げます。
  

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幕末維新、水戸藩の光と影

  昨年末、水戸藩の幕末維新を題材とした小説の下書きを作ってみましたが、構成その他の点で多くの不備があり、少し頭を冷やしてから再度見直し作業を進めています。総ベージ数もかなり多いので、どこの部分をカット、あるいは簡略化するか日々悩みながら取り組んでいるところです。また、小説と言っても正確さが要求されますので、改めて確認しながら進めていますのでかなり時間がかかりそうです。
  折角、長い期間をかけて取り組んできたので、何としても完成させなければならないと思っていますが、60歳代とは違って体力も気力も減退していますので、なかなか大変です。文章も手直しを始めると際限がありませんので、適当なところで切り上げなくてはなりません。更にどのような形で出版するかどうか、これも頭痛の種となっています。

 さて、今年は有難いことに「桜田門外の変」に関する講演依頼が続いていて、こちらの方へも力を注いでいます。これまでにも何回となくお話をさせていただきましたが、一回も納得できるような内容ではなく、毎回反省の連続です。折角の機会ということでどうしても力み過ぎてしまうのが欠点のようです。
  先日は小生の出身高校のある県北地区の同窓会総会でお話をさせていただきましたが、開催時間が夕方のため、文字が見えなくて一苦労致しました。会場がホテルのため、照明が薄暗くなっているのです。また同窓会長である常陸太田市の市長をはじめ、錚錚たる方々が参加されていたので、肩が凝ってしまいました。

 来週は、これも高校の同級生(元県教育次長)からの依頼で、水戸地区退職校長会総会終了後の研修会でお話をさせていただきことになっています。こちらの方は、今までとはテーマが大きく違い、幕末から明治までの水戸藩の歴史を共に研修することになっています。最初はお断りしたのですが、専門家の方より素人の話の方が良いと説伏せられ、引受けることに致しました。
  水戸では観光事業も含め、現在水戸弘道館周辺の整備に力を入れているようです。今月からは大手門の復元工事が始まり、茨城国体前の完成を目指すようです。今回の講演依頼のきっかけとなったのは、天下の魁であった水戸藩が何故、明治新政府に人材を送り出せなかったというような素朴な疑問に答えて欲しい、ということでした。

  確かに、この問題はどこに行ってもよく耳にする言葉です。水戸人として残念な思いを共有する方々が多くいらっしゃるということの裏返しかも知れません。無論、小生自身も最初はそのように感じていた一人です。事実、水戸士族は廃藩置県後、明治政府に「物申す」という行動を起こしています。これは水戸城火災を機縁に正院へ文書を送り付けていますが、当時の人々の思いを代表する意見と思われます。
 実は、その文書の行間に「天下の魁」を果たした水戸藩の事績を少しも顧みていないというようなことが滲み出ています。現代ばかりでなく、当時の方々もそう感じとっていたのです。しかし、歴史を紐解いていくと、当時の茨城県官員(旧水戸藩重役)では、あからさまにそのような事を言える状況にはなかったとも考えられますし、実際、そう思った人物がいたかどうかは大いに疑問が残るところです。
  水戸出身の元将軍慶喜が謹慎している中で、そのようなことを直訴する雰囲気でもなかったろうし、いろいろ複雑な思いがあったように思います。茨城人物評伝の中の一節(酒泉彦太郎)にそれを裏付けるような一文が書かれています。
「桜田門外の変」の後、有志ではありますが、あの有名な「成破の盟約」での水戸藩の役割を考えますと、水戸側は飽く迄も「破」、つまり破壊的な行為を行って世情に混乱を起こし,長州が「成」,つまり正しいと信じる姿の世につくり変えていくというものでしたから、水戸侍としては、最後までその信念を貫いたように考えられます。
 当時、水戸出身の香川敬三(元本圀寺勢)という方が新政府に入っていましたので、あるいはそれと同じ道を進むことを「よし」としなかったのかも知れません。
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プロフィール

鯉渕義文

Author:鯉渕義文
1945年、那珂市生まれ。茨城大学教育学部を卒業後、教員として那珂湊水産高校、鉾田二高、太田二高などに勤務。退職し現在は桜田門外の変同好会代表幹事。

「情念の炎」上巻、中巻、下巻
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