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桜田門外の変「情念の炎」ブログへようこそ

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本日も、当ブログへアクセスしていただき、誠に有難うございます。皆様のお陰で、3年間にわたって挑戦してまいりました執筆活動も無事、終了することが出来ました。心より厚く御礼申し上げます。ブログでは、時折々に思いついたこと、感じたことなどを皆様方と対話するような気持ちで綴ってまいりますので、引きつづき宜しくお願い申し上げます。
  

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年頭のご挨拶

  本年も、昨年に引きつづきどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 新しい年が明け、すでに半月が過ぎてしまいました。年のせいなのか、一年ごとに一日が過ぎるのが速く感じられる今日この頃です。
 昨年は、手がけた小説の草案を書き終えるのに追いまくられた一年でしたが、今年に入って改めて読み返してみるとあちこちに不備な点が目立ち、もう一度全体を見直す必要があることが分かりました。勿論、これで万全などということは永遠にないのでしょうが、ある程度自分で納得できなければとても人様には見せられないと思っている昨今です。一応、今年中の出版を目標としているのですが、慌てずにじっくり構えてやるしかないと自分に言い聞かせているところです。

 さて、昨年十二月、小生のホームページをご覧いただいた方からファックスが入り、「桜田門外の変」に関する小説を出版したので、是非読んで欲しいという連絡があり、数日後早速その書籍が送られてきました。茨城県ご出身(水戸一高卒業生)の小貫和也様という方で、本の題名は「香梅の門―桜田志士外伝―」と書かれていました。桜田十八士の一人「広木松之介」が主人公で、今まで出版された関連本とは違ったユニークな切り口で物語を展開しています。
 御子孫の方から取材された内容を元に書いたもので、大変面白く出来上がっています。そうしたところ、今年の年賀状の中に、何と小生の大学先輩(部活の先輩)の方から「同級生が香梅の門を出版したので、是非、読んで欲しい」という一文が書かれていました。早速、本人に電話したところ、昨年行なわれた水戸一高の同窓会の折、小貫氏も参加してその本のことが話題になったと伺いました。小貫氏の場合は、すでに何冊も書いた経験のあるベテランの方だと言うことですが、時代小説は初めてであるとお聞きしました。
 
  力作「香梅の門」を読んで感じたことなのですが、先ず語彙が豊かな上に表現力が素晴らしく、読み手が作品の中にグイグイ引き込まれていくのがよく分かります。小貫氏が大学時代、何を専攻したのかは分かりませんが、言葉を自由自在に使いこなす技量が抜群で頭が下がりました。これらは一朝一夕にして為せるものではないと思うので、まさにその人の力量とでも言えるものなのかも知れません。
  話は変りますが、先日読売新聞の第一面に作家三島由紀夫に関する記事が掲載されていました。ある方との対談をテープに録音していた貴重な資料が発見されたというもので、彼自身が自分の作品の欠点を述べていました。それは「余り劇的過ぎる」というもので、一般の人にとってはとても想像ができないような次元の話のように感じました。
  そのような話を通し、外にあった「死」が内側に迫ってきたというのですから、尋常な感覚の人には何とも分かりづらいものです。それがあの割腹事件に繋がったことを考え合わせると、三島自身の人生こそが劇的であったような気がしてなりません。

  ご承知の方もいらっしゃると思いますが、三島由紀夫(本名平岡公威)の実質的育ての親である祖母夏子は、小生の手がけている小説に登場する宍戸藩主松平頼徳の妹「雪」の長女に当ります。と言うことは、三島由紀夫は武家出身である祖母から教育を受けて育てられたということになります。昔東京大学で病理学の教授をされていた方の執筆した本を読んだことがありますが、その中に何故かれが割腹自殺を図ったかということに関して、それは祖母の教育と深い関係があったのはないかと書いています。
  つまり、夏子は母親の「雪」から兄頼徳の無念の死を聞かされていたと思いますが、そのことを物心がついた孫の公威にも話して聞かせたと筆者は記しています。つまり、無意識の中に「死に際して武家の男子がとるべき態度」が植えつけられていたのではないかという指摘です。このことが果たして真実なのかどうかは分かりませんが、あながち関係がないとは言い切れないものもあるように思ったことが、つい昨日のことのように思いで起こされたのです。
 
  このように見ていきますと、明治維新の際に決起した西南諸藩の若き志士も、別の意味で、二百六十年もの間言い伝えられてきた先祖の無念を晴らそうとする思いが蘇ったという捉え方が出来るようにも思いました。
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プロフィール

鯉渕義文

Author:鯉渕義文
1945年、那珂市生まれ。茨城大学教育学部を卒業後、教員として那珂湊水産高校、鉾田二高、太田二高などに勤務。退職し現在は桜田門外の変同好会代表幹事。

「情念の炎」上巻、中巻、下巻
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