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桜田門外の変「情念の炎」ブログへようこそ

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本日も、当ブログへアクセスしていただき、誠に有難うございます。皆様のお陰で、3年間にわたって挑戦してまいりました執筆活動も無事、終了することが出来ました。心より厚く御礼申し上げます。ブログでは、時折々に思いついたこと、感じたことなどを皆様方と対話するような気持ちで綴ってまいりますので、引きつづき宜しくお願い申し上げます。
  

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京都幕末史跡を訪ねて (2)

  京都滞在二日目の午前中、東山区の長楽寺山町にある「長楽寺」を訪問しました。勿論、お寺見学ではなく、ここには水戸藩縁の方々が眠っているとの情報を友人から得ていたので、楽しみにしていました。
  案内人の方の車で円山公園駐車場に車を止め、徒歩で現地まで歩くことになりました。この辺りは春の桜の名所と伺いましたが、この季節も数多の観光客で賑わっていました。日本人ばかりでなく、外国人の姿が多く見られました。秋の観光シーズンとあって、出店や郷土料理を食べさせるレストランがたくさんありました。

 傾斜地を少し上って行くと、長楽寺の参道に出ましたが、あいにくこの日は「休み」という看板が立てられていたので、一瞬慌ててしまいました。しかし、参道から受付窓口まで歩いて行くと、「御用の方はベルを押して下さい」という表示があり、その通りにするとすぐに住職が出てきました。「水戸から来たものですが・・・」と告げると、嬉しそうな顔で、パンフレットを人数分だけ手渡してくれ、どうぞゆっくり見学して下さいと言ってくれました。

  パンフには、水戸藩士だけでなく、頼山陽のお墓もあり、その名前を冠した橋まであることが分かりました。略地図を見ながら、狭い坂道を上ってゆくと、やがて徳川斉昭の十四男「昭訓」をはじめ、在京家老の大場一真斎、暗殺された原市之進などの墓石があり、皆で手を合わせました。昭訓の墓は、本人の希望で慶喜によって京都御所にむけて墓石が建てられた、と説明文に書かれていました。十五歳で病没したようですが、心労が重なったことが原因なのでしょうか、真実は分かりませんでした。
 一度は是非訪問してみたい候補地であったので、深い感銘を受けました。昭訓にしても大場にしても原にしても、幕末動乱の中、京都で様々な困難にぶつかったことを思い合わせると、涙が出てしまいました。現在手がけている小説の中にも、かれらが登場することもあり、是非、お墓参りをしたいと思っていましたので、本当に良かったです。

  この日の午後、鳥取の友人夫妻が合流して、一緒に行動することになりました。
  昼食後は、鴨川と並行して流れる高瀬川沿いの史跡を中心に見て回りました。四条大橋近くにあるこの界隈は幕末の史跡が集中している場所で、土佐藩邸、長州屋敷跡のほか、桂小五郎、大村益次郎、佐久間象山、古高俊太郎、坂本龍馬、中岡慎太郎、武市端山、吉村寅太郎などなどの寓居跡が点在しています。
 また、三条通りには、あの有名な「池田屋跡」がありましたが、現在は居酒屋になっていて、往時の面影は少しだけしか感じられませんでした。木屋町通から鴨川の方へ足をむけると木屋町通に並行して先斗町通りがあり、大勢の買い物客で賑わっていました。往時の高瀬川沿いはどのようになっていたのか分かりませんが、現在は多くの店が軒を並べ、微かに高瀬川そのものが昔の様子を物語っているように感じました。

  三日目目には、鳥取の別な友人が合流し、合計7人で二条城、御所、旧水戸藩邸跡、新撰組壬生屯所八木邸、高台寺などを二日間にわたって見学しました。二条城は人気が高く、大勢の見学者でごった返していました。ここもかつて在京水戸藩士の本圀寺勢が警衛した場所で、感慨深いものがありました。京都御所は、公家屋敷が全くないので閑散としていました。
 高台寺の手前には、文久年間尊攘志士が集って会合を開いたという翠紅館跡がありましたが、残念ながら立ち入りは出来ませんでした。すぐ近くにある霊山歴史館は、幕末好きの方にはうってつけの見学場所で、何時間いても飽きないほどの史料等が数多く展示されていました。また、霊山護国神社の裏手の山腰には、長州、土佐、水戸藩関係の広大な墓地があり、圧巻でした。

  この外、朝食前の時間を利用して青蓮院門跡や会津藩が駐屯した金戒光明寺まで散歩に出かけるなど、寸暇を惜しんで史跡をめぐり歩きました。青蓮院門跡にある樹齢1,000年といわれる楠の木には大変驚かされました。夜には鳥取、京都の仲間と歴史談議にふけるなど数多くの成果を残して帰って参りました。京都、鳥取組は、週末に京北北搭町で開催される「山国隊」の祭りがあるため、そのまま京都に残留することとなりました。

 因みに来年の研修旅行は、鹿児島県に決定しました。現地では西郷隆盛の御子孫とも懇談できるようセッティングするとのお話で、大変有難いと期待しているところです。また、鹿児島大学で幕末の研究をされた原口先生ともお会いできるかも知れないということで、これも大きな楽しみの一つです。さらに、鹿児島空港の近くには小生の大学時代の先輩が住んでいらっしゃるので、二重三重の喜びです。再来年のNHK大河ドラマは「西郷どん」なので、鹿児島県は盛り上がりを見せるのではないかと期待しています。
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プロフィール

鯉渕義文

Author:鯉渕義文
1945年、那珂市生まれ。茨城大学教育学部を卒業後、教員として那珂湊水産高校、鉾田二高、太田二高などに勤務。退職し現在は桜田門外の変同好会代表幹事。

「情念の炎」上巻、中巻、下巻
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